卵殻は多孔質で気孔と呼ばれる小さな孔が無数にあります。この気孔の数は卵1個に7,000〜17,000もあり、卵漆喰では、この気孔の力が調湿性能に大きく貢献しています。一方、漆喰は強アルカリで細菌やウイルスを吸着してその増殖を抑える効果があります。この2つの力で、高温多湿な日本の夏を快適にしていきます。
多孔質な素材が持つ特色で、もう一つ大きな注目を集めるのが消臭性能。臭いの元となる物質を吸着分解する効果が知られています。例えばマンションリフォームにおいても、ビニールクロスを剥がして卵漆喰を塗るだけで、すべての空間がリフレッシュ。
「日本の白」とも言える漆喰に新しい彩りと質感を与える卵漆喰。卵の殻をブレンドしたことで、独特の味わいを表現しています。左官仕上げの技法によって様々な可能性を発揮することでしょう。
品名 | 卵漆喰 |
定価 | 24,200円(税込)/缶 |
重量 | 20kg/缶 |
施工可能面積 | 10m²(標準1mm厚) |
設計価格(材料) | 2,420円(税込)/m² |
設計価格(材工) | 6,380円(税込)/m² |
※設計価格(材工)は下地処理を含みません。